Wednesday, October 30, 2013

自主ゼミ #2013-14



  • 議論内容: 
    • 主権概念の形式化.主権とリアリズムの緊張関係について.
    • ポストモダンな主権批判の失当性について.
    • 保護する責任論の理論的含意について.

  • 次回予定: 鶴見太郎 [2012] 『ロシア・シオニズムの想像力――ユダヤ人・帝国・パレスチナ』東京大学出版会, 序-2章.

Sunday, October 27, 2013

政治と理論研究会 第13回


下記の要領で研究会を開催します※終了しました.

参加希望の方は,kihamu[at]gmail.com まで予めご連絡下さい.

なお,本研究会は法政大学大学院政治学専攻委員会と共催です.



    • 報告者:今橋大輝 (法政大学)
    • 報告題名:「政治的な生のスケッチ」

    • 報告概要(予定):

       ヨーロッパの思想史において,法は,宗教や伝統的な慣習,自然法則といった,生きている人間には変更不可能なものではなくなり,逆に,生きている人間が自らの意志によって打ち立て,変えてゆくことができるものとなった.このような主張を軸に,本発表は,法,意志,そして現代の私たちの政治における「議論しえないもの(生命)」について論じることを試みる.政治と思想をどのように生きるのかについてのひとつの試論.

    • 討論者:大久保歩 (東京大学)





政治と理論研究会 第12回


下記の要領で研究会を開催します※終了しました.

参加希望の方は,kihamu[at]gmail.com まで予めご連絡下さい.

なお,本研究会は法政大学大学院政治学専攻委員会と共催です.



    • 報告者:何鵬挙 (法政大学 博士後期課程)
    • 報告題名:「自民党政権時代における立法過程についての再検討――中日比較という視点から」

    • 報告概要(予定):

       本報告では,自民党政権時代(一党優位期から連立期まで)の立法過程を法案の起草,与党審議,議事運営,審議過程の四つのサブ過程に分け,新制度論の観点から中国の立法過程との比較分析を行うことによって,立法過程が持った政治的意味を明らかにする.政権党が政権の維持・強化のために公式なルールの改正や非公式な慣行の形成を主導するとの仮説が正しいとすれば,政党システムが競合的であるか非競合的であるかにかかわらず,制度構築に影響力を保持する政権党の地位が長期にわたって維持された場合,構築される制度は似通ったものとなるであろう.報告ではこの仮説を検証し,制度の違いが存在するならば,それはどのような要因から説明できるかを検討する.さらに,その検証結果を踏まえて,自民党の政権陥落の背景についても考察を加えたい.

    • 討論者:山口希望(法政大学 博士後期課程)



Wednesday, October 23, 2013

自主ゼミ #2013-13



  • 議論内容: 
    • 主権概念の開かれた定義に基づく方法論上の問題について.
    • 主権と主権者の歴史的分離について.
    • 主権概念をめぐるイギリスとアメリカの議論文脈の差異について.

  • 次回予定: 4-終章.

Wednesday, October 9, 2013

自主ゼミ #2013-12



  • 議論内容: 
    • 「国際政治化/国内政治化への疎外」について.
    • ネグリの「共」について.対抗的暴力について.

  • 次回予定: 篠田英朗 [2012] 『「国家主権」という思想――国際立憲主義への軌跡』勁草書房,序-4章.

Wednesday, October 2, 2013

自主ゼミ #2013-11



  • 議論内容: 
    • 「政治的なものI」(領域化の政治,領域的政治性)と「政治的なものII」(敵対化・集合化・統合化,敵対的政治性)の相互規定関係について.
    • 主権・生権力・承認する権力の「デカップリング」について.

  • 次回予定: 同書,5-終章.

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